「Caferes Japan 2021」出展報告 2021.6.9(Wed)-11(Fri) 東京ビッグサイト
先日、2021年6月9日~11日に東京ビッグサイトにて開催された「Caferes Japan 2021」(カフェレスジャパン)に出展してまいりました。
コロナ禍、しかも緊急事態宣言下での開催。
「展示会に出展するので、是非お越しください」とは少し言いづらいタイミング。
今年は出ないでおこうと一度判断した3月末に、カフェレスジャパン主催の佐々木社長から「責任をもって安全安心の展示会にするので、是非出てほしい」と強いオファーをいただいたことを契機に、いつまでも閉じこもっているだけではいけないのではないか、と少し背中を押していただいての出展。
このような時代の変化の中でこそ、何か面白い商材はないかと、より強いニーズをお持ちのお客様もおられるのではないかと、コロナ禍の中でも、感染がおこりにくい状況は何か、出来うる限りの展示をしようと心変わり。
ちょうど大阪では「MICE安全対策推進EXPO」というコロナ禍でもイベントができるような試みの展示会にも参加し、感染対策をしながらの展示も学べたタイミング。
そして、弊社の新製品「αNOVO」(アルファノヴォ)のお披露目時期ということもあり、まさに一転して、今までで一番大きなブースでの出展をさせていただきました。
「このような時期に来てくれるお客様こそ、ホットなお客様ですよ。」と主催の佐々木社長は言われた。それはよくある営業トークではなく、来場者数こそコロナ禍前よりは少ないものの、来ていただいた方の熱意は、今まで出た展示会の中でもトップクラスに良い展示会のひとつとなりました。
今回展示させていただいたのは、
Good Design賞2020受賞の焙煎機
NOVOシリーズの新型ハイエンドモデル「αNOVO」(アルファノヴォ)
国内外360台超(2021.06)
弊社ベストセラー焙煎機「NOVO MARKⅡ」
弊社オリジナル生豆ブランド
「AGE of NOVO」
弊社アパレルブランド
「Roast Right Now!!」
「貴方たちは焙煎機を作って、それを自ら販売して、生豆も売って、それでTシャツや帽子も売っているの?」と、ある立派な経営者の方にもお聞きいただきました。そうなんです。
一見すると何屋さんかわかりにくい私たちは、変化の激しい時代を照らすような、新しい文化のようなものを発信したい、そう考えています。そして、一緒に楽しんでいただけるような方を集めたい、それをブースで表現させていただきました。
ただ今回はコロナ禍での開催ということもあり、私どもでは積極的にご招待券を配ることは控えさせていただきました。
しかし、情報を得られて、このような時期に来ていただいたNOVOオーナー様も数多くおられ、「珈琲豆の需要も増えて、無事に営業しています。」と嬉しいお言葉をいただきました。
そして、少し前までには頻繁にお会いてしていた関係各社、友人の方にも久しぶりにお会いしました。展示会とは新しい出会いの場ではあるのですが、私達も長年出展するうちに、いつもお世話になっているオーナー様、関係者様ともお会いできる、いつしか同窓会のような場所になっています。
「同窓会に高額な出展費用を出すなんてアホらしい」昔は少しそう思っていましたが、今は違います。
「今年のNOVOの展示はどうかな」と思っていただいて、足を運んでいただける、そんなブランドであり続けたいと感じています。
「どんどんブースが大きくなるね」と嬉しそうに言っていただけるオーナー様、「毎年ここで珈琲豆もらっているんですよ」と恥ずかしそうに言われる珈琲好きの方。
「今年も珍しい豆をもらいに来ました」といつも社内の珈琲好きの方がこぞって来ていただける珈琲チェーンの方、などなど。
ご来場をいただき、本当にありがとうございました。
今後もより価値のある発信ができるよう、精進してまいります。
「どうか健康に気をつけてくださいね。」
何人かの方に去り際にいただいたお言葉は、社交辞令ではない、ZOOMミーティングでは得られない温かみがあった気がしています。
世界的な緊急事態の中でも、たくさんの方とより価値のあるお仕事ができる幸せをかみしめながら、私共も、みなさまの健康とご多幸を、心からお祈りいたします。
ダイイチデンシ株式会社 代表取締役 中小路通