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生豆紹介 ボリビア

ボリビア

ラパス イリマニマウンテン マイクロロット

ウォッシュド

「ボリビア ラパス イリマニマウンテン マイクロロット」は、クリーンな味わいと透明感のある酸味が際立ち、シトラス系の爽やかな香りや、キャラメルのような滑らかな甘さがバランス良く調和しています。

農園主のシックスト・ペレスさんは、29年の経験を持つコーヒー栽培の達人であり、一度洪水で農園を失ったにもかかわらず、その情熱で再建を果たしました。彼の農園はボリビアのカラナビ地方イリマニに位置し、気候や風土を活かしたコーヒー作りに取り組んでいます。品質へのこだわりが徹底されたウォッシュドプロセスは、まず、完熟した果実のみを手摘みで収穫し、現地の山水「ボカデアワ」で洗浄した後、比重選別によって熟度の高い果実だけを選別。果肉をハンドパルパーで除去し、発酵槽に入れて 15~17 時間かけて自然発酵させます。この発酵の進捗は昔ながらの手法で、豆が手に付く感触を確認して判断します。その後、発酵完了した豆は再度天然水で洗浄され、日陰干しでゆっくり乾燥が始まり、開閉式ビニールハウス内で直射日光を避けながら、豆の水分値を 11%に調整します。この間、不良品はすべて手作業で選別され、約 15~17 日をかけて丁寧に仕上げます。乾燥後の豆は、標高 4,040m のラパスにある低温低湿の倉庫に運ばれ、精製工程では脱殻や比重選別、さらにハンドピックによる不純物除去を経て、最終的にグレインプロ袋に詰めて輸出されます。

このようなプロセスを経たペレスさんのコーヒーは、幾度となく地域の品評会で高評価を受けてきました。特に、2004〜2009 年にボリビアで開催された「カップ・オブ・エクセレンス」(COE)では、品質の高さが世界のバイヤーを魅了し、多くのロットが 90 点を超える評価を獲得しました。COE が資金不足で中止された後、ボリビア政府と輸出業者協会によって創設された「タサデカリダド」大会では、2015年以降、毎年トップ 10に入賞し続けており、彼のコーヒーはボリビアのスペシャルティコーヒーの象徴として知られています。ペレスさんの情熱と技術によって生み出されるコーヒーは、世界中のバイヤーや愛好家から絶賛される逸品となり、地域のコーヒー産業を牽引する存在となっています。

商品詳細

カテゴリー スペシャルティ(Specialty)
生産国 ボリビア
生産地域 ラパス県 カラナビ群 イリマニ地方
農園名 MILAGRO DE DIOS  ミラグロ・デ・ディオス農園
農園主 SIXTO PEREZ シックスト・ペレス
標高 1700 m~1800 m
品種 ティピカ、カトゥーラ
栽培方法 アグロフォレストリー・無農薬
精製方法 ウォッシュド マイクロミル 自然発酵17 時間
乾燥方法 アフリカンベッド 水分値11%
保管地域 La Paz El Alto 標高4040m 自社倉庫にて保管
平均気温 18℃~28℃
⽇照時間 平均8時間
年間⾬量 1800ミリ~2000ミリ
開花時期 11⽉~3⽉
収穫時期 8⽉~12⽉
備考 「イリマニ」とは、アイマラ語で「黄金のコンドル」を意味し、農園名である「Milagro de Dio(ミラグロ・デ・ディオス)」とはスペイン語で「神の奇跡」を意味します。

推奨焙煎度 / フレイバー

high (浅煎り)

ローズティみたいな華やかな香りとフルーティーな甘味。