GREEN BEANS

生豆紹介 グアテマラ

グアテマラ

SHB カフェピューマ

ウォッシュド

高級アラビカコーヒーの産地であるグアテマラでは、近年、サビ病対策として、病害に耐性があり、短期的に収量増が期待できるハイブリッド品種への植え替えが大規模に進みました。この結果として、代表的な産地のSHBグレードのカップ品質は変容し、昔ながらの柔らかい口当たりの原料の入手が難しくなっています。一方で、これまで余り注目されることのなかった生産地区では、未だに伝統品種を地道に栽培している生産者がいます。ボルカフェグループのサステイナビリティーの取り組みであるボルカフェ・ウェイでは、そのような生産地区の一つであるグアテマラ中東部サンアグスティン・アカサグアストランの生産者とタイアップし、伝統品種を守りながら、持続可能な農園経営を支援しています。19/20期に初めて紹介されるに至った彼らのコーヒーは、古き良きグアテマラ・コーヒーの特徴的なキャラメルのような心地良いフレーバーと柔らかい酸味のバランスのとれた味わいに仕上がりました。また、アラビカコーヒーの生産地域である中米の森林地帯は、ジャガーやピューマといった大型猫科動物の棲息地でもあります。この、近年絶滅の危機に瀕する動物達の棲む森は、年々面積が減少しています。サンアグスティンが位置するシエラ・デ・ラス・ミナス山地は、コーヒー栽培のために最適な環境であるだけではなく、野性ピューマの棲息に適した条件も兼ね備えています。この野生動物とコーヒー農園の共存を模索する取り組みの一つとして、ボルカフェ・ウェイのメンバーに、野生ピューマの棲息地となる原生林の保護などを呼びかけるとともに、コーヒーの売り上げの一部(ポンドあたり10セント)を、同地の野生ピューマの保護団体である、パンテラ・グアテマラ(https://www.panthera.org/cat/puma)に寄付しています。共に生き残りを賭けた、野生ピューマとコーヒーの伝統品種が共存する森の味わいをお楽しみください。

商品詳細

カテゴリー スペシャルティ(Specialty)
生産国 グアテマラ
生産地域 グアテマラ中東部、エル・プログレソ州、シエラ・デ・ラス・ミナス山地、サンアグスティン・アカサグアストラン
生産者 ボルカフェ・ウェイ登録生産者
標高 1350~1550m
品種 ブルボン、カツーラ、ティピカ
精製方法 伝統的な発酵、水洗、品質保持のためのパティオでゆっくりとした天日乾燥
生産量 年間100トン程度
収穫時期 1月から2月

推奨焙煎度 / フレイバー

high (浅煎り)

fullcity (深煎り)

INFO (PDF) & PHOTOS