苛烈な秘境、エキゾチックなコーヒー
アジアで最も足が向きにくい国の一つだろう。たとえ、アジアを回るスタンプラリーがあと一つになっても、その一歩の勇気が出ない、秘境。そんな国にも欧米化の先鋒、宣教師はやって来た。
第二次世界大戦前にはコーヒーも伝わり、豊かな土壌に、朝は寒く、昼は暑い、苛烈な気象環境がコーヒーの栽培に適し、パプアニューギニアの主要産業となっている。
生豆のインポーターが言うには、100を越える民族からなる、地元の部族が襲いかかって来ることもあるために、最も厚い装甲車で産地にいくという。アジアでもダントツに治安の悪い国。そのガラスには弾痕や、弓矢の痕。
しかしそんな国の山あい標高1600メートルあたりに、大規模なコーヒーを作る農園もあり、その味はエキゾチックそのもの。独特のフレイバーのものから、スペシャルティコーヒーのクオリティのものも多く、世界が注目する産地の一つ。
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