お越し頂いたお客様には全力でおもてなしをする

軽井沢コーヒーカンパニー店内

まるで 鏡の上に並べられたかのように天板に映る商品たち

お客様に対するお店の姿勢、店主の精神は
こういったところに必ず表れる

旧軽井沢銀座に面するシックな外観

KARUIZAWA COFFEE COMPANY

 

夏は避暑地としても人気の高いリゾート地「軽井沢」。
軽井沢駅前

訪れたのは 12 月初旬、道路にはもう雪の塊が。
路面には雪の塊

一足早い冬の街、旧軽井沢銀座の一角で
木目と黒で纏めたシックでスタイリッシュなお店。

後光が差す入口

「こんなに美味しいマンデリン、生まれて初めて飲んだわ!! 」
このような電話を買って帰られた方から頂きました!と
笑顔で語ってくれる 代表の板倉氏。

KARUIZAWA COFFEE COMPANY 代表 板倉氏

爽やかな笑顔がとても印象的。

幾つかのポリシーを胸に
旧軽井沢銀座で自家焙煎珈琲豆専門店
KARUIZAWA COFFEE COMPANYを運営されている。

天板に並ぶ珈琲豆

「当店では「はじめてお越し頂いたお客様」にも
 きちんとお伝え出来る量のラインナップに抑え、
 全てをきっちりとご説明できるようにしています。

 品数を沢山並べてお客様に自由に選んで頂くようなやり方も
 あるかとは思いますが、

 お客様の好みに合わせ、豆の調合から焙煎度合まで
 一つひとつ丁寧に珈琲のご説明をさせて頂いています。

 お売り出来るのは 100g からですけど、
 お好きなものを合わせてブレンドにして頂きやすいように
 25g での価格をそれぞれに表示しています。」
珈琲の瓶には25g毎の価格表記

珈琲は趣向品、

どれをどう美味しいと感じるかは人それぞれ。

だからこそ、
その人の好みに合った珈琲を作りあげ、
他ではない満足感をここで感じて頂きたい。

25g の価格表示にはその想いを強く感じる。

個人のお客様だけにとどまらず、
飲食店や結婚式場、ホテルなどにも
お好みに合わせたブレンドコーヒーを
細かくご要望にあわせ、提供されている。

別荘のある軽井沢に来るたびに、
毎週のように来てくれる地元の方も、
大手チェーンや他の焙煎店では真似できないサービスだと、
お客様が皆それぞれに肌で感じ取って買って帰られる
そんなお店。

ピカピカのコーヒーミル

NOVO MARK Ⅱとの出会いは 2016 年 2 月

東京ビッグサイトで開かれたホテル・レストランショー。

「オリジナルのコーヒーを作りたい」と思っていたところ、
 NOVO MARK Ⅱに出会い「これがあったらできる」と。

 味は勿論ですけど、
 小ロットで素早くお客様の好きなブレンドを作れる事が
 この焙煎機、 NOVO MARKⅡの一番の強み」だと、
ご導入後に実感頂けた。

KARUIZAWA COFFEE COMPANY ネームカード

軽井沢の価値や別荘地としての精神性が
忘れ去られていっている今。

ここ『KARUIZAWA COFFEE COMPANY』は、
別荘地軽井沢の魅力を高め、
地元の人や別荘族がこだわれる価値のあるお店を増したいという
想いから立ち上がったコーヒー豆専門店。

自宅や別荘でゆっくり過ごす時、
ここのコーヒーを買い、
自分でコーヒーを淹れるという「コト」の
お手伝いをしていきたい。

その理由から手軽に飲めるコーヒースタンドではなく、
コーヒー豆専門店にしたのだと。

また、観光地にテイクアウトのゴミを出したくない。
ゴミを出す原因を作りたくない。

店名入りの紙コップは気軽に持ち歩けていただけて、
いい宣伝効果にもなる。でも、
軽井沢の街に自分のお店の紙コップが落ちていたりしたら
悲しくなる。

これも要因の一つだという。

旧軽井沢銀座からみたお店の外観

中でも人気の商品は旧軽井沢ブレンド。

軽井沢の四季をイメージした
季節毎のブレンドも用意されていて、
秋には秋のブレンドがとても人気だったと。

ブレンド三種

観光で訪れた方はお土産としてドリップバッグが人気だそう。

ドリップバッグも人気

旧軽井沢ではいつからか きっと
このブランドの紙袋を持つことが
ステータスになるはず。

KARUIZAWA COFFEE COMPANY オリジナルバッグ

どこでも飲めるコーヒーではなく、
ここだから飲めるコーヒー の
証として。

KARUIZAWA COFFEE COMPANY

写真・文責:東京ラボセンター 高島(ダイイチデンシ株式会社)
2016年12月掲載