銀座にある東京ラボセンターから
電車に揺られること 50分、
埼玉は JR宮原駅 に到着。
駅前のタクシー乗り場で
一台のタクシーに乗り込み
「吉野町二丁目まで」と伝える。
走り出したタクシー内で
運転手さんがボソっとつぶやく
「最近あそこになんかスゴイお店ができたんだよ」
あ、
きっと そこです。
マライカバザール大宮北店
好奇心が旺盛な方から、あれ何だろう?と、
足を踏み入れられる。
日常の退屈から逃れる様に。
ある時は、珈琲の香りにつられて。
足を踏み入れてもらえれば、そこはマライカさんの独壇場。
入り口には
ぞう。
お店に入っても
ぞう。
ありとあらゆる
ぞう。
マライカバザールは、北海道から沖縄まで、
全国でおよそ80店舗ほどある雑貨店。
アジア・アフリカ・南米など、
世界各国で受け継がれてきた伝統の素材や
手仕事による「ぬくもり」と「魅力」を
伝えてくれる雑貨のお店。
近年はカフェを併設した雑貨店を
新規に展開されており、
今では新店舗の出店ごとに、
弊社の自動珈琲焙煎機NOVO MARKIIを
導入いただいています。
まるでデパートのような雑貨の品揃えの中、
本格的な珈琲とお料理が提供されているお店。
流行らないハズが無い。
オープンから一ヶ月と少しでありながらも
早くも常連さんが付き、雑貨ゾーンもカフェゾーンも
大勢の人が行き来している。
お邪魔したこの日は
近々佐賀県にオープン予定のお店の店長さんが
研修に来ておられ、
和気藹々と焙煎されていました。
店内でもテラスでもお料理と自家焙煎珈琲を頂くことができる
ゆったりとした店内。
オーダーすればその場ですぐに生豆を焙煎し、
鮮度の良い珈琲を販売。
焙煎直後の豆を買って帰れることに驚かれるお客様も
多くおられるとのこと。
雑貨のみのマライカさんはだいたい女性客が多いそうですが、
焙煎機を設置したお店では男性客が格段に増えたそうです。
一度見たら強く記憶に残る外観と店内の雰囲気は、
うっかり日常を忘れてしまう、そんな、楽しい空間。
街が、コンビニや、
巨大ショッピングモールばかりではつまらない。
地域の郊外にも、楽しい、新しい、
多様な文化が息づいて欲しい。
世界中の文化が息づく、
とてもチェーン店とは思えない、
チェーン店。
それが
マライカバザールが各地で愛される理由かもしれません。
文責・撮影:東京ラボセンター 高島(ダイイチデンシ株式会社)
2016年9月掲載