インドネシア
アビシニア スマトラ アチェ ベルゲンダール
スマトラ
スマトラ北部、ガヨ族の人々が住む、タワール湖周辺の高地は、古くからアチェ・マンデリンの産地として知られています。ベルゲンダール(Bergendal)とは、オランダ語で山と谷を意味し、標高が高く、山深い土地で、標高は1,400mから1,600mにまで達します。
品種アビシニア7は、1928年頃にオランダ人研究者により、エチオピアからジャワ島を経由してアチェに持ち込まれたアビシニア3という品種とティムティムという品種の交配種です。アビシニア7は、コーヒーの伝播の歴史の中で、アビシニア(エチオピアの旧名)から持ち込まれた品種の血筋を色濃く残している品種です。
ベンゲンダール地区は、オランダ人のよりジャワ島からスマトラ島へコーヒーの木が持ち込まれた最も古い産地の一つであり、エチオピア由来のアビシニア種などのユニークな品種が多くみられることでも知られています。ユニークな品種と高い標高から生み出されるのは、通常のアチェ・マンデリンとは一線を画した、独自の複雑な香味の最高級グレードです。
規格
G1
生産国
インドネシア
地域
スマトラ島北部アチェ・テンガ県べネルメリア、ベンゲンダール地区
標高
1,400m~1,600m
品種
アビシニア7、ティムティム、アテンスーパー他
精製方法
スマトラ式(ウェットハル、天日乾燥)
推奨焙煎度
フルシティ
備考
収穫期: 9月~1月、3月〜6月の2回 手摘み