碑文谷の交差点から、目黒通りを南へ少し進むと
通り沿いにある一軒のお店。


NOVO MARKⅡ導入を機に、これまでされていたカフェから、
「珈琲専門店」としてリニューアルオープンされた
days & COFFEE ROASTERYさん。

2013年からこの地でカフェをされていたが
もっと拘ったコーヒーを出したいと、
1年近くもお店を閉めて、
理想の味の追求に時間をかけられていた。

そしてこの秋、ようやくリニューアルオープンをされた。

店内は、心地よいBGMが流れ

アートギャラリーのような空間。

NOVO MARKⅡは奥のカウンター席近くに。

棚にはラインナップが並べられているが、
珈琲屋さんによくある風景とは少し違う。

売り物の珈琲豆が入った袋や瓶が並んでいるのではなく、
ラベルのみ。

その豆毎に作られたラベルは
風味のイメージが湧くようにと
一つ一つデザインされたそう。

良い意味で「珈琲感」の無いデザインは
豆の産地や品種に詳しくない方でも
デザインから受けるインスピレーションで
選べてしまいそう。

「思い切って買って良かったと思ってますよ、
 NOVO MARKⅡ」

「この焙煎機のお陰で、今のこの形がありますし、
 お店はどんどん良い方向へ向かってます。
 本当に感謝しています」と、
days & COFFEE ROASTERYオーナー 焦様に嬉しいお言葉を頂く。

実は、NOVO MARKⅡを導入頂いてからも営業は再開されておらず、
時折生豆の注文を頂いてはいたが、
リニューアルオープンをされたのは、導入を頂いてから半年も後の事だった。

閉めておられたその間の事を、オーナーの焦様に伺ってみた。

「days & COFFEE ROASTERYの求めるものは、
【華やかでクリアな味の重なり】なんです。

 その風味を引き出す為の研究を、
 NOVOを買ってからも毎日毎日、ただひたすらしていました」

「そもそもは、
 NOVO MARKⅡを導入する前の「焙煎機探し」から
 結構苦労していましたね
 どうすれば求めている味と香りを出せるのかと。

 直火のものにも手を出しましたが、
 燻したような味がどうしても出てしまい、
 求めている華やかさ、クリアさを引き出すことは出来ませんでした。

 そんな時に、偶然このNOVO MARKⅡを都内で見かけて、
 なんかすっごいカッコイイと思いましてね、
 調べたら渋谷で見学が出来る事を知り、話だけでも聞いてみようと、
 お邪魔したのがはじまりですね。

 で、実際に見学をして焙煎をした結果、
 一度目は正直なところ半信半疑でした。笑

 二度、三度と渋谷にお邪魔させていただいて、
 焙煎のテストを繰り返しさせて頂いてた結果、
 この焙煎機ならきっと理想の風味が出せる!と思い
 導入を決めたんですけど・・・」

「そこから、研究というか、
 実験を重ねる日々が始まりまして、、

 途中、いつになったらお店を再開出来るんだろうと思いもしましたが
 やっと理想とする風味を出せるようになったので、
 これまでのカフェメニューは全て辞めて、珈琲一本でいこうと、
 今の形になりました」

現在のメニューは、
数種類のシングルオリジンと、
ミックスオリジンと呼ばれる数種類のブレンド。

カフェ時代のフードメニューは一切なく、
コーヒーのみ。

中でも一際目を引いたのは
漢字で 雲山(UNZAN)と名付けられたメニュー。

豆売り8,000円/100g、カップで1杯2,500円と、
結構いいお値段。。。
驚いて見ていると、その訳をご説明いただけた。

「時間と材料費が相当かかっているんです。

 焙煎前にはハンドピックで欠点豆の除去だけでなく、
 サイズや形など、days独自の基準で生豆を選別して、
 高いハードルをクリアした厳選豆だけに絞って
 焙煎をしています」

「どれだけ時間をかけてでも、
 求めている風味にとって邪魔となるものは
 一切排除しています。

 豆の選別だけで1日潰れたりする日もありますので、
 見合ったお値段でないと、お出しできないんです。

 でもそうやって無駄を取り除いて仕上げたコーヒーは、
 大吟醸のように澄み切った風味となって、
 飲んて頂いた方には新鮮な驚きを与えられると思っています」

「本当に全粒隅々までしっかりと見ていますので、
 これが結構大変なんです。
 たまに豆の残像が浮かんできたりします。笑

 その為、値段が少々高くはなってしまっていますが、
 見合った商品と、空間の提供に全力を尽くしています」

確かに値段は少々高くはなっているが、
そこにはdays & COFFEE ROASTERYの拘りが
ぎっしりと詰まっているようだ。

生豆の保管には珪藻土のコンテナを使い湿度管理をされたり

ただのお水を出すだけのグラスにも
その拘りをヒシヒシと感じる。

「まず今は、2020年のオリンピックに向けて、
 このブランドを確立させて行きたい、
 多くの海外旅行客の方にも
 この日本の素晴らしい珈琲を伝えていきたいんです

 その一心で、ひたすらまじめにやってます」

 この先のビジョンを熱く語るオーナーの焦様。

最後に、

焙煎機の導入を検討していた時に、
足繁く渋谷のラボに通わせて頂いたお礼にと
「オリジナルブレンド」を一杯御馳走になる。

私の下手な食レポで間違った先入観を持って頂きたくないので
感想はあえて載せないでおきたいのですが

一言だけ、
 
 

すごく美味しかったです。

days & COFFEE ROASTREY

文責・撮影 東京ラボセンター 高島(ダイイチデンシ株式会社)
2018年10月掲載