振り返れば、少し遠い道のり。

店主の舘田氏が、焙煎機の購入を決められたのは、
2014年の春先。
設置場所が二転三転しながらも、
ついに、東京の新富町に「舘田珈琲焙煎所」をOPEN。

TATEDA COFFEE ROASTER

そして本日、2015年の1月5日、まずは週一回の月曜日だけ、
11時-19時の間、営業されることに。

焙煎所としては既に、企業様のOEMにて
ホテルや旅館、ITイベント、ブライダルと
様々な業界のご要望に応じて、焙煎豆と珈琲を販売開始。
一般のお客様向けに、amazonや、Yahoo!にも出店。

先日、SCAJのコーヒーマイスターの資格もとられた、舘田氏、
珈琲の話になると、本気と書いてガチ。

そんな店主が最も気をつけていることは、
「うんちくを、言わない」こと。
本気の人は、知識をひけらかさない。

「焙煎したての美味しい珈琲を、
 もっと気軽に感じて欲しい。
 難しいものだと思って欲しくない。
 そんな場所を作りたい」

NOVO TATEDA COFFEE

焙煎所をOPENされるまでの期間にも、
今年は、様々なイベントに出展され、
当社にてOEM焙煎した珈琲豆を使い、
半年でざっと5000杯は出したと言われます。

ウンチクを一切言わずに出される、
その珈琲は、情報が少ない分、感性に訴えかける。

「この香り豊かな珈琲は、何?」と、
OPEN前から問い合わせでいっぱいの状況に。

coffee

舘田氏は、温厚で、どちらかと言わば静かな方。
しかし、珈琲のことを話しだすと、熱い。
ウンチクではない、それは魂のメッセージ。

「珈琲は、実は生鮮食品。
 早く!それに気づいてもらいたい。」

だから、鮮度に異常にこだわる。
全て、オーダーが来てからの焙煎。
5分ほどで、少量でも焙煎できる、
NOVOを購入いただいた最大の理由。

green bean stockers

生豆しかストックがない焙煎所、
2015年。いよいよ本格始動です!

(追記)
そんな舘田さん、2016年4月9日に
銀座1丁目の文字通りの一等地に華やかに移転をされました。
新たなチャレンジに幸ありますように。

※取材・撮影・文責 中小路通(ダイイチデンシ株式会社)
2015年1月掲載